花の卸会社に勤めています。来年の海外進出のため、仕事はもちろん海外生活をする上で英語を使ったコミュニケーションを身に付けるため留学に来ました。今まで仕事で英語を使ったことはなく、必要に迫られていたのがきっかけです。

最大の目的は英語でコミュニケーションを取ること。大学を卒業してから一切英語を使うことはなかったので1日8コマの授業の中で、集中してマンツーマンで話をする時間を確保したかった。自分を追い込みたかったとも言えます。

第一には、やはり費用面です。留学費用、生活する上での物価を考えました。他にも朝から夕方まで授業を受けられることと、日本から近いのも魅力ですね。

事前にたくさんの学校を調べてみました。結果、環境面を重視して選びました。まずは社会人の方が多いことです。自分と同じような立場の方がいることで刺激にもなりますし、先生、スタッフが社会人に慣れていると思い選びました。

生活にストレスを感じることはありませんでした。居住スペースと学校が一体ですので非常に便利でした。日本人スタッフが建物内に常駐している安心感もあります。朝・昼の食事も日本食に近いですし、すぐ近くにショッピングモールがあり、買い物や食事は便利ですね。フィリピンに来たのは初めてですが、治安の面も含めて想像以上に快適で安心して過ごせました。

英語はゼロからの再スタートでした。最初は本当に授業内容を聞くことだけに精一杯で余裕がありませんでしたが、マンツーマン授業なので先生が私のレベルに合わせてくれて、本当に丁寧に教えてくれました。バディティーチャーがいつでも何でも相談に乗ってくれて、1ヶ月に差し掛かる頃には英語でコミュニケーションが取れるようになって楽しくなりました。タクシーに乗って外出した時に、以前は「Yes/No」程度しか言えなかった自分が、ドライバーと英語で会話ができたんです。正確な文法かどうかはさておいて、私の目的であるコミュニケーションを英語で取ることが出来るようになったことが最大の変化ですね。

休日には毎週のように出かけました。オスロブでジンベイザメと泳いだことは、ものすごい体験だったと思います。ボホール島に行ったり、マクタン島のホテルデイユースも楽しみました。当初私の計画では、週末も自習室で勉強するつもりでした。今思えば週末に留学生仲間とリフレッシュできたことで、逆に2ヶ月集中して授業に取り組めたと思います。

英語を学びに来る理由は人それぞれなので一概には言えませんが、基本は楽しむこと。ここに来る前は必要に迫られていたので、正直乗り気ではありませんでした。ですが、先生や留学生仲間から楽しむことを教えてもらったと思います。私の場合、それが英語が伸びた結果に繋がっている。楽しんでください！